3.個人事務所に依頼すると良い/悪いケース、複数弁護士の事務所(法律事務所全体)に依頼すると良い/悪いケース、というのはありますか?

上記2の延長、というわけではないですが、明らかに複数弁護士による対応が必要と思われる場合は、弁護士費用を抑えられる可能性が上がる、という観点からは、複数の弁護士が在籍する事務所への依頼を先に検討した方が良いと思います。

反対に、「どうしてもこの弁護士に動いてもらいたい」という場合(で、特に複数弁護士の対応が必要ないと思われる場合)は、個人事務所への依頼を先に検討された方が無難です。後者の場合、仮にコスト(弁護士費用)的にはどちらも同じだとしても、複数弁護士が在籍する事務所の場合、依頼者が希望する以外の弁護士がその案件を担当する場合があるからです。

もちろん、私、ないし、当事務所(新世綜合法律事務所)は、どちらでも対応が可能です。

4.まとめ

諸々述べましたが、知人に言われて振り返ってみると、確かに、「訴状や答弁書、準備書面に、複数の弁護士の名前が連なっている方が安心する。」と思われる方は一定数おられる印象があります。担当弁護士の体調不良等による急な担当の変更など、実際、個人の弁護士よりも複数の弁護士が在籍する事務所全体に依頼される実益が生じる場合もあります。

「弁護士中村真二」のホームページと「新世綜合法律事務所」のホームページの2つが存在しておりますが、前述した通り、無料法律相談の対応をしているか否かの違いに過ぎませんので、実際に個別の案件を受任させていただく場合は、どちらでの対応も可能です。