弁護士コラム
電話&メール法律相談のメリットとデメリット
知り合いから「無料メール法律相談と無料電話法律相談を比較した場合の、それぞれのメリット・デメリットを教えてください」という質問を受けましたので、以下に記事としてまとめます。
(※ 現在、無料法律相談を実施しておりません)
メール法律相談の主なメリット
- ・回答に日数を要する場合もありますが、無料電話法律相談と異なり、弁護士不在のために対応出来ない、ということは基本的にございません。
- ・時間制限、字数制限はございませんので、電話よりも複雑な事案を整理して弁護士に伝えることが出来ます。相続、内部紛争など、利害関係者が多数おられたり、背景事情が複雑な場合は無料メール法律相談を利用しておられる方が多い印象を受けます。
- ・24時間受け付けているため、日中などに電話をかけていただくのが難しいときにでも、法律相談を受けることが出来ます。
- ・法的な回答内容が専門的で複雑になる場合、後で読み返すことが出来る分、正確にご理解いただけることになります(※回答した内容やメールそのものは対外的に使用・利用されることを予定しておりませんので、ご注意ください)。
メール法律相談の主なデメリット
- ・ご相談をいただいてから3日間以内の回答を心懸けておりますが、回答には数日間を要することがほとんどですので、即座に回答を希望される場合は、無料メール法律相談はお薦めいたしません。
- ・メールにて事案の概要やご質問を説明していただく必要がありますので、電話(口頭)でお伝えしていただくよりも、お手間をかけていただくことになります。
- ・弁護士からみて事案の重要な点のご説明が抜けていた場合、適切な回答ができない場合があります。特に気になる場合は、法的サービスの一環として、回答に先立って弁護士からご質問のメールを送らせていただく場合もございますが、基本的には、一案件につき一回答のみとなります。回答に先立つ弁護士からの質問メールをお約束するものではありませんので、ご相談のメールを送信される際はご注意ください。
- ・ご相談内容が無料法律相談の対象外となる場合(かつ、有料での回答を希望されない場合)、メールにて事案の概要やご質問を記載していただいた手間が無駄となってしまいます。