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提訴後の流れ

訴訟の提起から口頭弁論、訴訟の終了や控訴・上告等までにはおおよそ一般的な流れがございます。裁判の手続きは、原告側(訴えを起こす側)の手続きと、被告側(訴えられる側)の手続きとに分かれます。

1.(原告側)訴状の作成、提訴

準備・調査で得られた情報・証拠をもとに、訴状案を作成します。完成した訴状は管轄の裁判所に提出します。訴状が受理されると、訴訟を提起(提訴)したものとして扱われます。この際、手数料(収入印紙)等、裁判所に納付する実費が発生します。

2.(原告側・被告側)訴状の送達~答弁書作成~第1回口頭弁論

提訴してから通常、約1か月後に、通常約1か月後に第1回口頭弁論の期日が入ります。

訴訟を起こされた被告は、第1回口頭弁論までに答弁書を提出することになります。提出しない場合、欠席判決により敗訴する場合があります。もし被告になってしまった場合には、できるだけ早く弁護士にご相談ください。

3.(原告側・被告側)第2回、第3回目以降の審理

当事務所双方の言い分を元に、法的な事実を整理致します。基本的には代理人(弁護士)のみが出席致します。

4.証拠調べ(尋問)期日

法的な事実について、事情を知る(本人を含む)が、証言を行う手続きです。基本的には裁判所で行われ、依頼者ご本人にも証言台に立っていただく場合も多いです。基本的には、関係者の方全員に出廷をお願いすることになります。

5.(原告側・被告側)結審・判決

6.(原告側・被告側)控訴・上告

裁判所が出した判決内容に不服がある場合に上級審での判断を求める手続きです。この場合、判決は確定いたしません。

7.判決確定

8.強制執行