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歩行者と自動車との事故(駐停車車両の近傍の歩行者の事故)

過失相殺は、被害者と加害者の属性(歩行者と自動車、四輪車と四輪車等)や事故現場の状況(交差点での事故、直進車と右折車の事故等)を基に、基本となる過失割合が決める場合がほとんどです。その後、当該事案の個別事情に応じた、加算要素、減算要素を加えて、基本的過失割合±2割の範囲で、当該事案の具体的な過失割合を決定することになります。

歩行者と自動車との事故(駐停車車両の近傍の歩行者の事故)

歩行者 駐停車車両近傍
車両 本線走行
基本 歩行者:車両 = 40:60
修正
要素
車両の著しい過失 歩行者:車両 = (-10~20):(+10~20)
車両の重過失 歩行者:車両 = (-20~30):(+20~30)
夜間・雨等の視界不良 歩行者:車両 = (+10):(-10)
歩行者の著しい過失又は重過失 歩行者:車両 = (+10~20):(-10~20)